COLUMN

OTA(Airbnb・じゃらん・楽天)の写真を最適化するには?

~“写真で選ばれる民泊”を目指すための完全ガイド~

民泊予約の8割以上が「写真の印象」で決まると言われる今、OTA(Online Travel Agent)に掲載する写真のクオリティは、もはや“命綱”と言っても過言ではありません。

Airbnb、じゃらん、楽天トラベルなど、それぞれの特性はありつつも、ゲストが「泊まりたい!」と一瞬で感じる写真には共通点があります。本記事では、明日から実践できる“選ばれる写真”の撮り方と、やってしまいがちなNG例をご紹介します。

目次

1. 目的は「説明」ではなく「想像をかき立てること」

写真の役割は、「部屋の間取りを説明すること」ではありません。
写真を見たゲストが、自分の旅行をイメージし、「ここに泊まったらこんな気持ちになれそう」と想像できるかどうかが鍵。

NG例:家具をただ真ん中に置き、部屋全体を淡々と撮影
OK例:窓から自然光が差し込み、クッションやマグカップを置いたソファで“ほっと一息”の瞬間を切り取る

2. 最初の5枚がすべてを決める

多くのユーザーは、最初に表示される5枚の写真しか見ません。特にAirbnbでは「カバー写真+最初の数枚」が予約率に直結します。

優先すべき5カット:

  1. リビングまたは主な共有スペース

  2. ベッドルーム(清潔感が伝わる構図)

  3. キッチンまたはダイニング(使いやすそうに見せる)

  4. 浴室・洗面(鏡や水回りの清潔感重視)

  5. 周辺環境や最寄り駅までのルート写真

3. ライティングは“朝の光”がベスト

室内の印象をもっとも左右するのが「自然光」。
撮影は朝~午前中の時間帯に、全てのカーテンを開け、照明も併用して行いましょう。

自然光+暖色照明=柔らかくて心地よい印象

もし窓のない部屋がある場合は、スマホのナイトモードや編集アプリ(例:Lightroom)で明るさを調整して、“暗い印象”を避けましょう。

4. 生活感を出しすぎない、“演出”のプロ意識を

ゲストが求めているのは「自分のために整えられた空間」。
余計な生活感(ゴミ箱、洗剤、延長コード、冷蔵庫のマグネットなど)は写らないよう配慮を。

代わりに、以下のような“映える小物”を効果的に配置しましょう。

・アロマディフューザーやキャンドル
・表紙が美しい雑誌や旅本
・グラスとワインのセット(飲みかけではなく、未開封)

5. スマホで撮るならアングルにこだわる

スマホ撮影でも十分なクオリティが出せます。
コツは「目線より少し低い位置」から撮ること。人間の目線と違う角度から撮ると、空間に奥行きが生まれます。

ポイント:
・広角レンズを活用(iPhone13以降なら標準搭載)
・水平を保ち、歪みのない画角で撮る
・編集アプリで「明るさ・彩度・シャープさ」を微調整

まとめ:写真で“泊まりたい”を引き出す

OTAの写真最適化は、ただ“部屋を撮る”だけではありません。
「物語の始まりを演出すること」。これこそが、リピーターを生む最大のカギです。

ほんの少しアングルを変えるだけで、光を取り込むだけで、写真が語る“宿の魅力”は大きく変わります。

今日からぜひ、写真を「整える」のではなく、「感じさせる」視点で撮ってみてくださいね。
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