COLUMN

Google口コミを味方につける!返信文のポイント解説

〜「予約が増える宿」は、返信文もひと味違う〜

民泊運営で着実に予約数を伸ばしている施設に共通するのは、“口コミ返信”への本気度。
ただのお礼メッセージではなく、返信そのものがブランディングになっているのです。

今回は、Googleマップなどに投稿された口コミに、どんなふうに返信すると「信頼」「共感」「次の予約」につながるのか。具体的なポイントと例文を交えて解説します。

目次

なぜ、返信が重要なのか?

口コミは、投稿した本人だけでなく「これから宿を選ぶ人」も見ています。
つまり、返信は“未来のゲスト”に向けたメッセージでもあるのです。

返信が魅力的だと…

・ゲストとの関係性の良さが伝わる

・おもてなしの姿勢が見える

・小さな不満への対応が確認できる

これらすべてが、「ここなら安心して泊まれそう」という決め手になります。

返信文の基本構成(好印象の鉄則)

  1. まずは感謝の気持ち
    「ご宿泊いただき、ありがとうございました」だけで終わらせず、名前や具体的なエピソードに触れるとより丁寧。

  2. 印象に残っている出来事をひとこと添える
    例:「お子さまが楽しそうに縁側で遊んでいた姿が、今でも印象に残っています。」

  3. 再訪や未来へのつながりを示す
    例:「また季節が変わる頃に、ぜひお会いできたら嬉しいです。」

  4. 投稿者以外に読まれていることを意識
    サービスや設備のさりげない紹介を、自然な流れで盛り込みます。

良い口コミへの返信例

口コミ投稿(例)
「とても静かで清潔な宿でした。朝の光が気持ちよく、また来たいです。」

返信例
このたびはご宿泊いただき、誠にありがとうございました。
朝の光の心地よさを感じていただけたこと、大変嬉しく思っております。
当宿は、自然光を取り入れた設計にこだわっておりますので、そうした点をご評価いただけて光栄です。
また季節が変わった頃にも、ぜひお越しくださいませ。スタッフ一同、心よりお待ちしております。

低評価への返信で気をつけたいこと

マイナスの口コミこそ、返信で印象を大きく変えられます。ポイントは「感情的にならず、誠実に、共感を込めて書くこと」。

注意点:

・言い訳や否定は逆効果

・感情ではなく事実と姿勢を丁寧に

・他の閲覧者に向けて改善意欲を示す

悪い口コミ(例)
「部屋が思ったより狭かった」

返信例
このたびはご期待に添えず、申し訳ございませんでした。
お部屋の広さに関しては、事前に写真や詳細を分かりやすくご案内できるよう、改善を進めてまいります。
ご指摘を真摯に受け止め、より快適にお過ごしいただける宿を目指してまいります。貴重なご意見をありがとうございました。

NG返信の例

×「そんなことはありません」
×「口コミに書かれている内容は事実と異なります」
×「評価が低い理由がわかりません」

これらは、正しくても読者の心を閉ざしてしまいます。
あくまでゲストの“感じたこと”が真実だと受け止める姿勢が信頼につながります。

おわりに

Google口コミは、宿泊業にとって“見えない名刺”のようなもの。
返信の一言一言が、宿の印象をつくり、未来のゲストの信頼を育てます。

丁寧な返信を心がけることで、「この宿には人の温度がある」と感じてもらえるはず。
大きな宣伝をしなくても、真摯な返信が次の予約を連れてくる
そんな宿を、ぜひ目指していきましょう。

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