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アルコール消毒の落とし穴|正しい使い方とNG例

清潔意識の高まりにより、アルコール消毒を多用するケースが増えています。しかし、使い方を誤ると素材劣化やベタつきの原因になり、かえって清潔感を損なうことがあります。民泊でも家庭でも、正しい知識が重要です。本記事では、アルコール消毒のNG例と適切な使用方法を解説します。

目次

直接スプレーはNG

アルコールをリモコンやスイッチなどに直接スプレーすると、内部に液体が入り込み故障の原因になります。塗装面やコーティング面も、ムラや変色が起きることがあり注意が必要です。正しい方法は、アルコールをクロスに少量含ませてから拭き取ること。細部は綿棒などで軽く拭くと安全です。民泊では機器の数も多いため、「故障を出さない消毒ルール」を決めておくと品質が安定します。

全面消毒は不要

アルコール消毒は、部屋中を拭けば安心というものではありません。効果的なのは、ドアノブ・スイッチ・リモコン・蛇口などの「タッチポイント」に絞ることです。民泊では短時間で品質を上げられ、家庭でも負担が少なく続けやすいのがメリット。必要な場所に集中することで、拭きムラや作業疲れも減り、結果として清潔感が安定します。「広く浅く」より「狭く深く」が基本です。

乾燥時間を確保

アルコールは拭いた直後よりも、乾燥まで含めて効果が発揮されます。濡れたまま放置すると、拭き筋やベタつきの原因になったり、ホコリを呼び込むことがあります。特に冬場は乾きにくい日もあるため、仕上げに乾いたクロスで軽く拭き上げると清潔感が上がります。民泊ではチェックイン直前の作業でも「最後に乾燥確認」を入れるだけで仕上がりが安定します。

やりすぎは素材劣化の原因

アルコールを頻繁に使いすぎると、樹脂・合皮・木部・塗装面が白化したり、ツヤが落ちるなど劣化を早めることがあります。結果として「古く見える」「汚れて見える」原因になり、清潔感が下がるケースも。民泊では素材に合わせて使用可否を決め、家庭でも毎日同じ場所を強く拭くのは避けましょう。大切なのは頻度より“正しい場所と方法”。中性洗剤や乾拭きと使い分けるのがプロの考え方です。


まとめ

アルコールは正しく使えば、短時間で安心感を高められる強い味方です。一方で、使い方を誤ると故障や素材劣化、ベタつきの原因となり、清潔感を損なうこともあります。民泊でも家庭でも「直接噴射しない・タッチポイントに絞る・乾燥まで確認・使いすぎない」を基本に運用しましょう。清掃基準の見直しやチェック項目の整備をご希望の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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