COLUMN

水回りのトラブル予防術:配管・シャワー編

~民泊オーナーが知っておくべき日常メンテナンス~

民泊運営において、水回りのトラブルはゲスト満足度を大きく左右します。配管の詰まりやシャワーの水圧低下は、滞在の快適さを損ない、クレームや低評価につながりかねません。ここでは、日常的にできる予防策と定期チェックのポイントをご紹介します。

目次

1. 排水口の詰まりを防ぐ

  • ヘアキャッチャーの設置
    浴室や洗面所には、必ず目の細かいヘアキャッチャーを設置。髪の毛や石けんカスの流入を防ぎます。

  • 定期的な洗浄
    1~2週間に一度、重曹とクエン酸(または市販のパイプクリーナー)で排水管内部を洗浄。詰まりや悪臭を防ぎます。

  • ゲスト向け案内
    「異物は流さない」旨を英語・中国語も含めて掲示しておくと安心です。


2. シャワー・水栓の水圧低下対策

  • フィルター掃除
    シャワーヘッドや蛇口には水道水中のカルキや錆がたまりやすく、放置すると水圧が弱まります。月1回程度のフィルター清掃がおすすめ。

  • シャワーホースの劣化点検
    ホースのねじれや亀裂は水漏れの原因になります。2~3年を目安に交換を検討しましょう。


3. 水漏れの早期発見

  • 接続部分の確認
    シンク下や洗面台下の配管接続部分を月1回チェック。水滴やカビの跡があれば早めに業者へ。

  • 給湯器周りの点検
    給湯器配管からの微細な漏れも長期的には大きな損害に。異音や異臭があればすぐ相談を。


4. 冬場の凍結防止

  • 水抜き作業
    冬季、利用がない期間は水抜きを行うことで、凍結による破損を防げます。

  • 保温材の巻き付け
    屋外配管や露出部分は保温チューブを巻き、凍結リスクを低減します。


5. 定期メンテナンスのすすめ

  • 半年ごとの専門点検
    排水管洗浄、給湯器チェック、シャワー・水栓の内部清掃などは専門業者に依頼。自己判断での放置はトラブルの元です。

  • チェックリスト化
    清掃スタッフや管理人が毎回同じ項目を確認できるよう、チェックリストを作成しましょう。


まとめ

水回りのトラブルは、「気づいたとき」ではなく「起こる前」に対策するのが鉄則です。
民泊オーナーとして、日常の小さなメンテナンスを習慣化することで、ゲストからの信頼と高評価につながります。

エムズビーでは、ホテルクオリティをベースに真心こめた民泊清掃、民泊運営を行っております。
民泊に関してのお問い合わせはぜひエムズビーまでご連絡くださいませ。

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