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民泊の臭い・こもり対策|換気扇・通気口を1時間で整える清掃手順

冬は換気量が減り、室内にホコリや臭いがこもりやすい季節です。特に換気扇や通気口は汚れが蓄積しやすく、見落とされがちな一方で、臭い・空気感に直結する重要ポイント。繁忙期でも「短時間で効果が出る清掃ポイント」を押さえておくことで、仕上がりの差とクレーム予防につながります。
本記事では、現場で実践しやすい“換気扇を中心にした冬の1時間大掃除”を、優先順位つきで紹介します。

目次

最初の5分は「換気」と段取りで勝負が決まる

作業開始直後に、窓+換気扇を同時に回して空気の通り道を作ります。冬は冷気が入るため換気が敬遠されがちですが、ここを最初にやることで、こもり臭・湿気・微細なホコリが抜け、作業後の“空気の軽さ”が変わります。
同時に、脚立・掃除機(またはハンディ)・マイクロファイバークロス・ゴミ袋・中性洗剤(必要なら)を1か所に集約し、部屋内の往復を減らします。清掃の時短は、作業時間よりも「探す・取りに行く」時間を削る方が効きます。

冬の最優先:換気扇カバー・通気口のホコリ詰まりを解消

換気扇や通気口は、ホコリが固まりやすく、放置すると換気効率が落ちて臭いが残りやすい状態になります。特にキッチン換気扇は油分が混ざり、ホコリが“膜”になって付着しがちです。
作業はシンプルに、まず掃除機で吸う→乾拭きが基本。汚れが強い場合のみ、固く絞ったクロスで軽く拭き、その後は必ず乾拭きで水分残りをゼロにします(ホコリ再付着を防ぐため)。
通気口は、外せるカバーなら外して内側を確認し、網・フィルターの詰まりを重点的に。見た目の清潔感だけでなく、室内の空気循環が改善し、体感が変わります。

水回りは「光らせる」より“無臭・乾燥”で換気効果を最大化

換気扇清掃と相性が良いのが、水回りの臭気遮断です。冬は換気不足になりやすく、排水口やトイレ周りの臭いが出やすい季節。せっかく換気を回しても、臭い源が残ると「なんか気になる」が残ります。
ここは時間をかけず、排水口(髪の毛・ぬめり)/ゴミ箱/トイレ床の尿はねを優先。仕上げに床の水滴を拭き切って乾燥させると、換気で空気が整い、清潔感が一気に上がります。

ホコリは「上→下」で短時間回収(換気口周辺は最上流)

冬は暖房で空気が回り、ホコリが舞いやすいので、順番が重要です。
換気口周辺→照明→棚上→家具→床の順に進めると、上から落ちたホコリを最後に床で回収でき、二度手間が減ります。最後に巾木(壁際)をサッと拭くだけで、見落としがちな部分が締まり、プロ感が出ます。
また、換気扇周りの壁面にうっすら付着した埃は、ライトを当てると見えます。気づいたら、乾拭きで“面”を整えるのがコツです。

仕上げ10分は「空気」と「体感」を整える最終チェック

最後は、見た目ではなく体感の仕上げです。
いったん廊下に出て、再入室した瞬間に「こもり感」「生乾き臭」「油っぽさ」が残っていないか確認します。これがゲストの第一印象と同じ条件です。
あわせて、換気扇の運転音・風量が極端に弱くないか、通気口の詰まりが再発しやすい状態になっていないかも軽く点検。ここまでやると、単なる掃除ではなく“空間品質の調整”になり、クレーム予防に直結します。


まとめ

換気扇・通気口の清掃は、床や水回りほど目立たない一方で、「空気の印象」=清潔感を決める中核です。冬は換気量が落ちやすく、ホコリ詰まりや臭い残りが発生しやすい季節だからこそ、最初の換気と段取り、換気口の詰まり除去、水回りの臭気遮断をセットで行うと、短時間でも“体感の差”がはっきり出ます
さらに、換気扇や通気口は物件ごとに位置・汚れ方が違うため、チェック項目を定型化しておくと、担当者が変わっても品質が安定し、繁忙期の事故防止にもつながります。

貴施設に合わせた「換気扇・通気口の重点清掃ルーティン」や、スタッフ向けチェック項目(写真付き)整備をご希望の方は、お気軽にご相談ください。

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