COLUMN

冬前に必須!エアコン暖房フィルター点検で効率UP

― 快適で省エネな冬を迎えるための、民泊運営メンテナンス術 ―

冬の訪れとともに、ゲストからの「部屋がなかなか暖まらない」「空気が乾燥している」といった声が増える季節。
その原因の多くは、実は“エアコンのフィルター汚れ”にあります。

エムズビーの清掃・点検現場でも、暖房効率が落ちている部屋の多くで、フィルターにホコリがびっしり…というケースをよく見かけます。
そこで今回は、冬前に必ず行っておきたいエアコンフィルター点検のポイントと、運営コストを抑えるメンテナンスのコツを紹介します。

目次

■ フィルター汚れが“電気代”を押し上げる?

フィルターの目詰まりは、エアコンの吸気効率を下げ、暖房時の消費電力を最大で25〜30%も増やすと言われています。
さらに、暖まりにくくなった空間を補おうと稼働時間が長くなり、結果としてゲストの不満にもつながります。

つまり、月1回のフィルター清掃=省エネと満足度アップの両立なのです。


■ 冬前チェックで見落としがちな3つのポイント

① フィルターのホコリ・汚れ具合を確認
軽い汚れなら掃除機で吸引、しつこい汚れは中性洗剤を溶かしたぬるま湯で洗浄します。
洗ったあとは完全に乾かしてから装着するのが鉄則。湿ったまま戻すと、カビの原因になります。

② ルーバー(風向き調整板)の動作確認
暖房時は風向きを「下向き」に設定するのが基本。
ルーバーが動かない、または異音がする場合は早めに業者点検を。

③ 室外機まわりの確認
落ち葉やゴミがファンを塞いでいないか、排気口が汚れていないかをチェック。
室外機の吸気口がふさがれると暖房効率が一気に低下します。


■ 民泊ならではの“ひと工夫”で印象アップ

エアコンのメンテナンスは見えない部分だからこそ、ゲストへの「安心感づくり」に活かしましょう。

チェックイン前メッセージや客室メモに、
「エアコンは清掃・フィルター点検済みです。暖かく快適にお過ごしください。」

このひとことを添えるだけで、信頼感がぐっと増します。
「清潔で管理が行き届いている」とレビューに書かれるきっかけにもなります。


■ エムズビーが推奨する“定期点検サイクル”

  • シーズン前(10〜11月):フィルター洗浄・動作確認

  • 冬の中間(1月):ホコリ再付着チェック

  • 春先(3〜4月):冷房シーズン前メンテナンス

定期的に点検スケジュールを組み込むことで、清掃チームの作業効率も向上します。


■ まとめ

冬を快適に乗り切るための第一歩は、「エアコンを正しく整えること」。
フィルターひとつの清掃が、電気代削減・快適性アップ・レビュー評価向上という“三方よし”の結果につながります。

エムズビーでは、民泊の現場運営を熟知したスタッフが、
清掃とあわせてシーズンメンテナンスをサポートしています。

“冬前の小さなひと手間”が、ゲストにとっての大きな温もりに。
あなたの宿も、今のうちに冬支度を始めませんか?

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