【6月の民泊運営】“雨の日でも快適だった”とゲストに言わせる、梅雨対策の5つの工夫

梅雨の時期、旅行者のテンションは下がりがち。
しかし、だからこそ「雨の日でも快適に過ごせる宿」は、予約・レビューともに評価されやすくなります。
今回は、小規模な民泊でも今日から取り入れられる、梅雨対策の実践ポイントを5つ紹介します。
目次
1. 玄関の印象がすべて。吸水マットとタオルで“濡れ対策”
チェックイン直後、ゲストは雨に濡れた靴や荷物をどうすればいいか迷います。
その瞬間に、「ここは気配りがある宿だ」と思ってもらえる仕掛けがあると好印象につながります。
・玄関に吸水性の高いマットを設置
・ハンドタオルやフェイスタオルを、目に付きやすい場所に置く
・「濡れた荷物や靴はここへどうぞ」と一言添えたカードを用意
この一工夫が、「またここに泊まりたい」と思わせる第一歩になります。
2. 傘は“隠さず置く”が正解。貸し傘は目立つ場所に常設
貸し出し用の傘があっても、ゲストが存在に気づかないと意味がありません。
傘は玄関横やドアの近くに、誰でもわかるように配置しましょう。
・長傘と折りたたみ傘の2種類を用意(人数分が理想)
・「ご自由にお使いください」の案内文を付ける
・濡れた傘用にビニール袋も設置
「これがあって助かった」という小さな感動が、レビューに残ります。
3. 洗濯乾燥のニーズに応える。除湿機と室内干しで安心感を
雨続きの時期、ゲストのストレス原因は「洗濯物が乾かない」こと。
特に長期滞在やお子様連れのゲストには、部屋干し設備の有無が宿の評価を左右する要素になります。
・コンパクト除湿機を1台設置(音が静かなものがおすすめ)
・折りたたみ式の物干しスタンドを1つ用意
・ハンガーや洗濯ばさみもセットで
「この宿は生活しやすい」という安心感が生まれ、リピートにもつながります。
4. 部屋の“こもり臭”対策は必須。湿度コントロール+香りで清潔感を演出
梅雨の時期は、湿気によるニオイのこもりやカビの発生も懸念されます。
特に木造物件や築年数のある物件では、対策が必要です。
・換気は毎日。チェックアウト後すぐに全開放
・空気清浄機または除湿機を活用
・玄関・寝室・トイレにそれぞれ違和感のない範囲で同系統の芳香剤を設置
柑橘系やハーブ系の香りは、清潔感と爽快感の演出に効果的です。
「ニオイが気にならなかった」というレビューは、他のゲストにも安心感を与えます。
5. 雨の日こそ楽しい。室内時間を充実させる“ひと工夫”
外出が制限される雨の日、室内でどう快適に過ごしてもらうかは、民泊側の腕の見せどころです。
・雨の日に読める雑誌や本、絵本を数冊用意
・トランプやオセロなど、年齢問わず楽しめるゲーム類を揃える
・近所の「雨でも楽しめるスポット」情報を印刷して案内(美術館、カフェ、スーパー銭湯など)
「予定が狂っても楽しく過ごせた」体験は、口コミで語られる価値の高い要素になります。
まとめ:梅雨はマイナスではなく“差がつくチャンス”
雨が続く時期に、どれだけ快適に過ごせたか。
これは、立地や建物の新しさよりも、気配りの質で決まります。
・雨対策の「目に見える工夫」
・室内時間の「ささやかな楽しみ」
・湿気対策の「清潔感」
これらを用意しておくだけで、「次もここに泊まりたい」「友人に勧めたい」と言ってもらえる宿になります。
6月、雨を味方につける準備をはじめましょう!
エムズビーでは、ホテルクオリティをベースに真心こめた民泊清掃、民泊運営を行っております。民泊に関してのお問い合わせはぜひエムズビーまでご連絡くださいませ。