COLUMN

【民泊×地域交流】「また来たい!」を生む宿は、“地域とのつながり”をつくっている

「あのパン屋さん、元気かな?」
「またあの畑の無人販売に行きたい」
「宿の近所の商店街、懐かしい!」

—— こんな“記憶の残り方”、してもらえていますか?

ただ泊まるだけの場所ではなく、旅先に“人との思い出”を持ち帰ってもらう宿。
それが、価格競争に巻き込まれない民泊をつくるヒントです。

今回は、今日から実践できる「地域とのつながりを生かす民泊運営術」を5つご紹介します。

目次

 1. 手書き感が信頼に変わる「ご近所マップ」

宿の近くのおすすめ店やスポットを、あなたの言葉で紹介するマップをつくりましょう。

・コンビニより「地元のお惣菜屋さん」

・カフェチェーンより「おばあちゃんが営む喫茶店」

・ガイドブックより「宿主が週1で通うパン屋さん」

Googleマップにピンを立てて印刷+QRコードをつけると、スマホでもすぐ確認できて便利です。

POINT:あなたが“心から勧めたい”お店だけ厳選!

 2. 「地元の人」が登場する宿にする

たとえば、こんなつながりづくりが効果的です。

・お隣さんが作った野菜をウェルカムギフトに

・近所の和菓子屋とコラボして“宿泊者限定セット”

・商店街の八百屋さんに「宿の紹介カード」を置いてもらう

→ 地域の人との交流は、ゲストにとって**「思い出のハイライト」**になります。

注意:コラボする前に、必ずお店や個人の了承を取りましょう。

 3. ゲストブックに“まちの思い出欄”を

よくある「滞在の感想」ではなく、まちとのふれあい体験を書いてもらう欄を設けましょう。

たとえば…

「商店街で道を聞いたら、みかんをもらった!」

「夜に散歩してたら、地元の子どもたちが“こんばんは!”って挨拶してくれた」

→ 次に来た人が読んで「私もそんな体験したい」と思う、感情を動かす口コミになります。

4. 季節イベント情報は「玄関にポン!」が効く

地域のフリマ、盆踊り、花火大会、朝市……
こうした**“観光化されていないイベント”**こそ、旅の記憶を彩ります。

・手書きのカレンダーに書き込む

・地域の掲示板からチラシをもらって貼る

・「〇〇さんに声をかければ案内してくれます」と添える

→ 旅人が**“地元の暮らしに入り込めた”**と感じる仕掛けを用意しましょう。

5. 「また来たくなる」理由は“人のぬくもり”

民泊がホテルと違う最大の魅力は、「人の気配」です。

・玄関先に季節の花を飾る

・チェックイン時に一言メッセージカードを添える

・「よかったら行ってみて」と地元話をシェアする

こうした小さな工夫の積み重ねが、「次は子どもを連れて来よう」「両親を案内したい」につながっていきます。

まとめ:設備より“つながり”が記憶に残る

コストをかけずに、差別化できて、リピートに強い民泊へ。
鍵は、「この町のことが、ちょっと好きになった」と感じてもらえる宿をつくることです。

最初は小さくてOK。近所の店1軒、イベント1件から始めてみましょう。

“観光”から“一緒に生きる”へ。
あなたの宿が、誰かの「第二のふるさと」になるかもしれません。

エムズビーでは、ホテルクオリティをベースに真心こめた民泊清掃、民泊運営を行っております。民泊に関してのお問い合わせはぜひエムズビーまでご連絡くださいませ。

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