空気清浄機も“放置NG”！快適な空間づくりに欠かせないお手入れ方法
民泊で人気の設備のひとつが 空気清浄機。
花粉対策・ハウスダスト対策・におい対策など、多くのゲスト様に喜ばれる便利なアイテムです。
しかし……
「置くだけでOK」と思われがちなのが空気清浄機。
実は、空気清浄機は 定期的な掃除をしないと効果が大きく低下 してしまいます。
本記事では、民泊運営に欠かせない「空気清浄機のお手入れ方法」と、なぜ掃除が必要なのかをわかりやすくご紹介します。
目次
■ なぜ空気清浄機の掃除が必要なのか？
ゲストが頻繁に入れ替わる民泊では、
・ホコリ
・髪の毛
・料理のにおい
・花粉
など、空気中の汚れが想像以上に多くなります。
特に、
フィルターにホコリが溜まる → 清浄能力が大幅に低下 → かえってにおいや汚れの原因に
という悪循環につながることも。
運営側の印象にも関わるため、清潔な状態を保つことが重要です。
■ 清掃の頻度の目安
民泊運営では、下記のペースが理想です。
・チェックアウトごとの軽清掃（外側の拭き取り・フィルターの埃除去）
・月1回のしっかり清掃（フィルター水洗い・内部掃除）
・3〜6ヶ月に一度のフィルター交換（機種による）
定期的なメンテナンスが、機械の寿命を延ばしコスト削減にもつながります。
■ 空気清浄機の掃除方法
1. 本体外側を拭く
取り外しできる部分を外し、
・柔らかい布
・中性洗剤（必要な場合）
で外装を軽く拭きます。
手垢や汚れを落とすだけでも印象が変わります。
2. フィルターのホコリを取る（毎回推奨）
吸気口周りはホコリが溜まりやすいので、
・ハンディ掃除機
・クイックルタイプのシート
などで軽くホコリを除去します。
“1分でできる清掃”ですが効果は絶大です。
3. フィルターを水洗い（機種による）
※HEPAフィルターは水洗い不可の場合あり。
機種を確認した上で、洗える場合は以下の手順で：
シャワーで優しく流す
天日ではなく陰干しで完全乾燥
しっかり乾いたら再装着
湿ったまま戻すと カビ発生の原因 になりますので注意。
4. においフィルターの確認
脱臭フィルターは水洗い不可が多いため、
・軽く叩いてホコリを落とす
・においが取れない場合は交換
が基本です。
5. 裏側・吸気口周りのチェック
裏側にホコリが溜まりやすいので、
モップや掃除機でしっかり取り除きましょう。
■ 清掃スタッフ向けに “チェックリスト化” が効果的
空気清浄機は細かいパーツが多いため、
清掃スタッフが見落としやすい設備のひとつ です。
運営会社としては、
・フィルター確認
・ホコリ除去
・ランプの異常有無
などをチェックリスト化することで、仕上がりの安定につながります。
■ まとめ：空気が変わればゲストの満足も変わる
空気清浄機は、
「設置するだけ」の設備ではありません。
定期的なお手入れこそが、
・においの軽減
・清潔感の向上
・レビュー評価アップ
につながります。
空気がきれいな部屋は、ゲストにとって快適そのもの。