年末清掃の効率化術 ― プロが教える時短チェックリスト
一年の締めくくりは、住まいを整える絶好のチャンス。
しかし “やらなくてはいけない箇所が多すぎる…” と、気付けば12月が過ぎている人も少なくありません。
そこで今回は、民泊運営で培ったエムズビーの清掃ノウハウから、
誰でもすぐ実践できる「時短のコツ」と「プロが実際に使うチェックリスト」をご紹介します。
今年こそ、賢く・無駄なく、スッキリした住まいで新年を迎えませんか?
目次
■ 年末清掃は “段取りが9割”
忙しい時期こそ、始める前に全体像を決めるのが効率化のコツ。
プロの現場では、実際に以下の3ステップを必ず押さえています。
① 先に“汚れの強い場所”を終わらせる
キッチン油汚れ、換気扇、風呂のカビなど、手強い箇所は“浸け置き時間”が必要。
最初に着手しておくと、その待ち時間に別の作業を進められます。
② 一筆書きの動線にする
「あっちをやって、こっちを片づけて…」は最大のムダ。
部屋の入口から奥へ、上から下へという “一方向ルール” がポイント。
③ 道具をまとめてカゴに入れる
道具を探す時間はゼロに。
プロは清掃道具を“用途別カゴ”にセットしています。
家でも「水まわりセット」「床セット」を作るだけで劇的に時短に。
■ 年末清掃の優先順位リスト(迷わない)
まずは “やるべき順” を決めることから。
以下は、プロが推奨する年末の優先5エリアです。
換気扇・レンジフード
キッチン(コンロ・シンク・冷蔵庫)
浴室・洗面
窓・サッシ
床・玄関
この順番は、
✔ 油汚れ → 水垢 → ホコリ → 床
という効率の良い流れに基づいています。
■ プロの“時短テク”はココが違う
◎ キッチン:油はこすらない、浮かせる
40〜50℃のお湯 × 中性洗剤で汚れを浮かせるのがプロの基本。
こすらず落とせるので、時間も体力も節約。
◎ 浴室:カビ取りは“乾いた状態”で
濡れていると薬剤が薄まるため、効きが半減。
乾燥させてからスプレーするだけで、作業時間が短くなります。
◎ 窓:新聞紙は使わない
プロが愛用するのは“マイクロファイバータオル”。
拭きムラが出ず、窓1枚1分時短。
◎ 床:ワイパー → 掃除機 → 拭き掃除 の三段構え
いきなり掃除機をかけるとホコリが舞い上がる原因に。
軽くワイパーで落としてからが正解。
■ 保存版|年末清掃の時短チェックリスト
【キッチン】
換気扇のフィルターを外して浸け置き
コンロ周りにアルカリ洗剤をスプレー
シンクの排水口パーツを全て外す
冷蔵庫の賞味期限チェック
電子レンジは水蒸気で汚れを浮かせる
【浴室・洗面】
カビ取り剤は乾いた壁へ
排水口のヘアキャッチャーを洗う
鏡の水垢はクエン酸パック
洗面台の歯磨き粉汚れを中性洗剤で一掃
【窓・サッシ】
まずはサッシの砂埃をブラシで払う
ガラスを縦・横の順で拭く
網戸は外さず“内側→外側”で拭く
【床・玄関】
ワイパーで全体の埃を落とす
掃除機は壁際 → 中央の順
玄関の黒ずみはメラミンスポンジで軽く
最後に全体の拭き掃除
■ 年末は“完璧を目指さない”のが最大の時短術
年末清掃は、やろうと思えばいくらでも時間がかかります。
だからこそ、「完璧より、整っている状態」 を目指すことが大切。
見た目の印象が大きく変わる場所から取り掛かると、
短時間でも達成感が生まれ、新年を気持ちよく迎えられます。
エムズビーでは、民泊清掃で培ったプロ品質のノウハウを、
暮らしやすさにつながる形でこれからもお届けしていきます。