COLUMN

【民泊オーナー必見】台風被害が出やすいベランダ・屋外点検リスト

― 民泊運営者が今すぐチェックすべきポイント ―

秋から初冬にかけては、台風や強風による被害が増える季節です。
特に民泊施設では、ゲストの安全を守ることが最優先。
ベランダや屋外のちょっとした点検を怠ると、設備の破損や思わぬ事故につながることもあります。

今回は、台風シーズン前に確認しておきたい「ベランダ・屋外の点検リスト」をまとめました。
日々の清掃・管理の参考にぜひご活用ください。

目次

【1】ベランダまわりの安全チェック

ベランダは風の通り道になりやすく、飛散物の温床にもなります。
まずは、「風で動く可能性があるものを減らす」ことが基本です。

  • 植木鉢やプランターは固定、もしくは室内へ避難

  • ハンガー・物干し竿・バケツなどの小物類は収納

  • エアコン室外機のカバーやホースの緩みを確認

  • 排水口の詰まりを除去(落ち葉や土がたまりやすい)

  • サッシ・窓ガラスのぐらつき、鍵の閉まり具合を点検

ポイント
排水口が詰まっていると、強雨の際にベランダに水が溜まり、室内浸水の原因になることも。
定期的な掃除で水の流れを確保しておきましょう。


【2】屋外設備・外壁まわりの確認

建物外周は、思わぬ被害が出やすいエリアです。
日常的に目が届きにくい場所こそ、台風前にチェックを。

  • 屋根・庇(ひさし)・雨どいのぐらつきや破損

  • 照明・防犯カメラ・看板などの固定具の緩み

  • 外壁やフェンスのヒビ・剥がれ

  • ゴミ置き場や共有スペースの物が飛ばないよう整理

  • 自転車・清掃道具などの収納を徹底

ポイント
軽量の備品やゴミ箱、掃除用具などは特に風で飛ばされやすいです。
周囲への被害を防ぐためにも、「固定・撤去・収納」の3ステップを徹底しましょう。


【3】防水・電源まわりの点検

屋外コンセントや照明は、台風時に雨水の侵入で故障するリスクがあります。

  • 防水カバーが正しく装着されているか確認

  • 延長コードなどの野外使用は避ける

  • 水が入り込みそうな電源は、事前に抜くか保護

  • ベランダ照明の電球が緩んでいないかチェック

ポイント
防水カバーのパッキンが劣化していると、水が侵入してショートの危険があります。
1年に一度の交換を目安にメンテナンスを行いましょう。


【4】いざという時に備えて

被害を「完全に防ぐ」ことは難しくても、「最小限に抑える」ことは可能です。

  • ゲスト到着前に、気象情報を確認して注意喚起を送る

  • 管理スタッフ同士で点検・対応の分担を決めておく

  • 停電・断水時に備えた緊急マニュアルを共有

  • 写真で「点検前」「点検後」を記録し、トラブル時の証拠に残す

プロの民泊運営ポイント
特に複数物件を管理している場合は、チェックリストをテンプレート化しておくと、どのスタッフでも同じ基準で点検できます。


まとめ:安全と信頼を守る“ひと手間”を

台風による被害は、ほんの少しの点検不足から生まれることもあります。
ですが、「ベランダと屋外」を重点的に見直すだけで、トラブルの多くは防ぐことができます。

ゲストが安心して過ごせる空間は、清潔さだけでなく、安全への配慮から生まれます。
季節の変わり目、ぜひ今一度チェックを行ってみてください。

エムズビーでは、ホテルクオリティをベースに真心こめた民泊清掃、民泊運営を行っております。民泊に関してのお問い合わせはぜひエムズビーまでご連絡くださいませ。

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